に関する記事です。 配信到達性

Namecheapで独自ドメイン名を認証する方法(Eメール送信用)

この記事では、Namecheap でドメイン名の認証を設定する方法について説明します。


ここで必要になるもの:


  • systeme.io アカウント
  • Namecheap で取得したドメイン名


ケース 1:Systeme.io でメールを送信する場合


ステップ #1:Systeme.io アカウントにログインします。


「プロフィール画像」から「設定」(画像の1番)をクリックし、続いて「Eメール」(画像の2番)をクリックします。



「ドメイン」セクションに移動し、「こちらをクリックすると、ドメインの認証を行い、その情報をメールのヘッダーに表示することができ、メールの配信率を向上させることができます。」をクリックします。(画像の3番)



ドメイン名を入力するポップアップが表示されます。ドメイン名を入力する際は、3つの「www」を省略してください。(画像の4番)


例:sio-team.org


ドメイン名を入力後、「保存」をクリックして、3つのCNAMEレコード1つの TXTレコードを生成します(画像の5番)。これらのレコードは新たに表示されるポップアップ内に表示されます。

次に、DNSレコードの一覧を表示するには、現在のページを更新(リロード)し、目の形をしたアイコンをクリックしてください。




ドメインを認証するために、3つのCNAMEレコードと1つのTXTレコードを入力する必要があります。


TXTレコードは「DMARC」レコードと呼ばれます。DMARCの追加手順の詳細については、こちらをクリックしてください。


重要:


  • 1) Systeme.ioからメールを送信するには、ドメイン名の認証が必須です。
  • 2) 認証するドメイン名は、アクティブなWebサイトへリダイレクトされている必要があります。つまり、そのドメインをクリックしたときにエラーページではなく、正常に表示されるページへ遷移する必要があります。これが満たされていない場合、受信側のサーバーによってメールの送信がブロックされる可能性があります。

例:sio-team.orgというWebサイトが機能していない状態で、このドメイン名(example@sio-team.org)のメールアドレスを使用してメールを送信すると、サーバーのブロックにより連絡先がメールを受信できない可能性があります。

  • 3) Gmail、Yahoo、ProtonMailなどの個人用メールアドレスではドメイン名を認証することはできません。カスタムドメイン名(独自ドメイン名)のみが認証可能です。



ステップ #2: Namecheap での操作:


これらのCNAMEレコードをコピーし、Namecheap アカウント内のドメイン名のDNS設定に追加する必要があります。


これを行うには、ドメイン名のDNSゾーンを編集するためにDNS設定に移動します。


注意: ご利用のホスティングプロバイダーで設定画面が見つからない場合は、サポートに連絡して手順を確認してください。


Namecheap アカウントにログインするには、こちらをクリックしてください。


  1. ログイン後、認証したいドメインに移動し、「Advanced DNS」をクリックし、次に「Add new record」をクリックします。(画像の1番と2番)


  1. 最初の3つのレコードを追加する際は、「CNAME」オプションを選択してください。(画像の3番)



入力フォームが表示されるので、以下の手順で入力を行います:

  1. Systeme.ioアカウントで生成されたCNAMEレコードの一覧に戻り、以下のスクリーンショットに表示されている内容を確認してコピーしてください。
  2. ホスティングプロバイダー側の「Host」欄には、systeme.io上の「NAME(名前)」に記載されている内容のうち、ドメイン名の前にある英数字のみを入力します。

この例では、「si6739592」をコピーして入力します。

  1. ホスティングプロバイダーの「Value(値)」欄には、systeme.io上の「Value(値)」に記載されている内容を入力し、最後にピリオド「.」を追加します。

この例では、「inbound.systeme.io.」と入力します。



ホスティングプロバイダーのDNSゾーンに追加する各行は、次のように表示されます(これらの値はあくまで別のレコードの例です):


NAME(名前・ホスト):si942517(画像の4番) VALUE(値):inbound.systeme.io.(画像の5番)


NAME(名前・ホスト):systemeio1._domainkey VALUE(値):key1.systeme.io.


NAME(名前・ホスト):systemeio2._domainkey VALUE(値):key2.systeme.io.


  1. 緑色の確認アイコンをクリックしてください。(画像の6番)



注意:CNAMEレコードは3つあるため、それぞれのCNAMEを登録するために、この操作を3回実行する必要があります。


  1. DMARCレコードを追加する際は、「TXT」オプションを選択してください。(画像の7番)



  1. Systeme.ioアカウントで生成されたTXTレコードを追加するため、レコードの一覧に戻り、以下の画像に示されている内容をコピーしてください:


ホスティングプロバイダーのDNSゾーンに追加する各行は、以下のようになります(これらの値はあくまで例です):


Name(名前):_dmarc(画像の8番)


Value(値):v=DMARC1; p=none; rua=mailto:example@gmail.com(画像の9番)


  1. 緑色の確認アイコンをクリックします。(画像の10番)



  1. こちらのツールを使用して、CNAMEレコードが正しく設定されていることを確認してください:DNS Checker

3つのCNAMEレコードの正確な値の横に緑色のチェックマークが表示されていれば、ドメイン名のレコードは伝播しています。ご希望の場合は、以下のリンクからサポートチームに連絡し、確認を依頼することもできます:https://systeme.io/jp/support/contact-us


CNAMEの検証 01:



CNAMEの検証 02 :



CNAMEの検証 03 :



一方で、もし、CNAMEレコードの 1 つまたは複数が赤色で表示されている場合は、手順を再確認し、ホスティング プロバイダー側のDNSレコードに誤りがないか確認する必要があります。



このような特定のケースで、もしご自身で問題を解決できない場合は、NamecheapアカウントのDNSレコードのスクリーンショットを添付してサポートに連絡し、手順の再確認について案内を受けてください。

注:どのようなケースあっても、操作を行った後はサポートに連絡することができます:https://systeme.io/jp/support/contact-us


  1. DMARCレコードが追加されているかについては、こちらのサイトでドメイン名を検索することで確認できます:https://mxtoolbox.com/dmarc.aspx




重要な注意事項: 認証したばかりのドメイン名でメールを送信するには、「メール送信者アドレスの確認方法」の記事で説明されている手順に従って、ドメインの送信者メールアドレスを確認する必要があります



ケース 2:ご自身の SendGrid アカウントを使用している場合

Systeme.ioのメール自動配信システムを使用せずに、ご自身のSendGridアカウントでメールを送信している場合は、メールの到達率を向上させるために、Namecheapでのドメイン名認証の手順について、SendGridのサポートにお問い合わせいただくことをおすすめいたします。

追加のヘルプページ:



更新日 15/07/2025

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